都市・国紹介 11日目:フランス🇫🇷
都市・国紹介11日目:フランス (正式名称:フランス共和国/République Française/French Republic)
パリ
ヨーロッパ連合最大の国土面積を誇る国、標語は自由・平等・友愛だ。
海洋性、大陸性、山岳性、地中海性の4つの気候に分類されており、全体的に温暖であるが地域によって違いがある。
人口は約6千706万人 (Insee 2020データ)
首都はエッフェル塔がランドマークのパリ
本土の面積は55万1,695㎢、海外準県も含めると63万2,834㎢になる。ヨーロッパ以外にある、ニューカレドニア、フランス領ポリネシア、ウォリスフトゥナ、フランス領南方・南極地域、フランス領インド洋無人島群とサンピエール・ミクロンなど、ヨーロッパ連合には属さないが、これらがフランスの海外準県とされている。北海、英仏海峡、大西洋に接している海岸線は5,500㎢にも及ぶ。
公用語は世界一美しい・セクシーな言語とも言われるフランス語、世界には1億を軽く超える話者がいると言われている。(一説には2億人をも超える)
宗教はキリスト教のカトリックやプロテスタント、イスラム教、ユダヤ教などが信仰されている。
民族についての決まった定義はあまりなく、フランス国籍を取得すればフランス人となるとされる。フランスの西部にはケルト神話やケルトに関する文化が多く残っている事もあり、ケルト人の末裔が多いともされている。
フランスは世界5位の経済大国、労働人口の7割近くがサービス業に従事しているように観光業が盛んで、世界最大の観光客数を有する観光大国である。
フランス人の挨拶はビズ (両ほっぺたにチュッとするあれ)と呼ばれ、スキンシップの文化やパーソナルスペースの狭さなどが現れている。また、人前で鼻をかんだり、海岸で綺麗に日焼けをするためにトップレスになる女性が多いなど日本人にはあまり馴染みのない文化がある。
自由をこよなく愛するフランスでは、抗議デモやストライキも頻繁に起きている。1968年の5月革命や、もっと遡って1780年後半から起こったフランス革命など、抗議するところはしっかり抗議するスタイルのようだ。
フランスの食文化は奥が深い。中国の食文化がアジアの中では”なんでも食べる”と言われるように、フランスもまたヨーロッパの中で”なんでも食べる”食文化、うさぎ肉やカエル、エスカルゴなどはその所以とも言えよう。フランスやフレンチの名のつく食べ物は日本にもたくさんある。フレンチフライ、フレンチトースト、フランスパン、どれもフランスではそうは呼ばないが、日本人がイメージするフランス食文化がなんとなく見えてくる。
バゲット (baguette)、カヌレ(cannelé de Bordeaux)やクロワッサン(croissant)はフランスのどのパン屋さんでも見つけることができる。蕎麦の生産量は世界で第3位(番外編1日目参照)、そば粉を使ったクレープ状の料理ガレット(golette)はスイーツとしてもご飯としても美味しく食べる事ができる。
ケルト伝説と神話が色濃く残るブルターニュ地方はフランス西、そこには海に浮かぶ修道院モン・サン・ミシェル(Mont Saint-Michel)がある。ワインで有名なボルドー(Bordeaux)はフランス西南部の中心都市、ガロンヌ川(Garonne)に接する港町である。ドイツに接している主要都市の一つストラスブール(Strasbourg)は、ドイツのシュトゥットガルト(Stuttgart)やカールスルーエ(Karlsruhe)からバスで数時間のアクセスだ。EU加盟国のIDがあれば国境越えもパスポートいらず。
750に及ぶ文化財がユネスコに登録してあり、ルーブル美術館を筆頭に芸術が国にあふれています。
コメント
筆者に言わせれば、とりあえず名前の響きから何から何までおしゃれな国。普通のパン屋さんで買うデザートですら上品な味がする(気がする) 。ストラスブールで食べたサバラン(確かrhumという名前で売られていた)が今まで食べたサバランのなかで一番美味しかった。甘さが抑えられた生クリームと香りが豊かなケーキは上品な味で、また食べたい。
参照
Insee <https://www.insee.fr/en/accueil>
外務省 フランス共和国 <https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/france/data.html#section1>
OVNI naiv <https://ovninavi.com/category/mieux-connaitre-la-france/culture/actualite-paris/>