都市・国紹介 9日目:ベルギー 🇧🇪
都市・国紹介9日目:ベルギー (正式名称:ベルギー王国/Kingdom of Belgium/Royaume de Belgique)
フランデレン地域 (Vlaams Gewest)とワロン地域 (Wallonie)、ブリュッセル首都圏地域 (Région de Bruxelles-Capitale)からなる連邦立憲君主制国家
気候は西岸海洋性気候で温帯に属する。雨や曇り空が広がる日が多く、晴れた日には人々が日光浴を楽しむ。山があまりなく特に北部では平野が広がっているため、雪は降っても積もらない。
人口は約1,149.3万人 (Statbel Blgium in Figuresデータ 2020年 1月)
面積は約30,528㎢でこれは台湾より少し小さいぐらいで、首都はブリュッセル (Brussels/Bruxelles/Brussel)。北にオランダ、南西にフランス、東にドイツと南東にルクセンブルグと接している。地の利があり、ヨーロッパの心臓と呼ばれている。中心地から離れた場所は、北海道の様な広い空と田舎の風景が広がっている。
公用語はオランダ語、フランス語、ドイツ語の3つでそれぞれ地域によって使用される言語が異なる。ベルギー北部ではオランダ語、南部ではフランス語、ドイツ国境に接している地域ではドイツ語が話される。言語の違いに伴い、文化や生活にそれぞれ違いがある。またかつてベルギーが植民地支配をしていたアフリカの地域ではフランス語が現在も話されている。
宗教はカトリックがメジャーだが、移民増加に伴いイスラム教徒も近年増加中。
元々フランデレン(主にオランダ語圏)とワロン(フランス語圏)という2種類の民族で構成されていたが、現在は多民族国家となっている。2019年には100万人を超える外国人がベルギーで生活しており、これはベルギー人口の1割にも及ぶ。2018年には13万3千人が移住してきたが、それと同時に6万7千人がベルギーから外国へ移住しているように、人の動きが多い国とも言える。フランス、オランダとイタリアの三ヶ国からの移民が最も多く、それぞれ15万人を超える。多民族国家故に人権意識などは高い。60%以上のベルギー人が国内に外国人が多く住みすぎていると感じている一方、EU加盟国からの移住は好意的に捉えているようである。
ベルギー南部ではイタリアからの移住者が多いため、イタリア料理も好んで食べられる。主に北で食される薄いシチューの様な料理、ワーテルゾーイ (waterzooi)やムール貝の料理などがベルギー料理とされている。定番の食事はポテト、肉とサラダといったメニューで、他のヨーロッパ諸国と同様に肉や乳製品が安価で手に入る。スーパーのチーズコーナーではドイツやフランスなどと同様にチーズコーナーが広く用意されている。ベルギーと聞いてワッフルを思い浮かべる人は少なくないと思うが、ベルギー内でも地域によってワッフルのタイプに違いがある。チョコレートが国民に愛されている。
リエージュ (Liege)のスーパーで買ったチーズフロマージュの様な食べ物がふわふわしていて美味しかったのだが、結局なんていう食べ物かわからなかった。誰か教えてはいただけないだろうか、、筆者これまた食べたくて
参照
Statbel Blgium in Figures <https://statbel.fgov.be/en>
地球の歩き方 ベルギー <https://www.arukikata.co.jp/country/BE/>
外務省 ベルギー王国 <https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/belgium/data.html#section1>